約 845,779 件
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/219.html
神 隼人 氏名 神 隼人 性別 男 出典 真ゲッターロボVSネオゲッターロボ 人称 一人称:俺、私 二人称:お前、貴様 三人称:奴 特殊技能 原作漫画である「ゲッターロボ」ではIQ300。また、「真ゲッターロボ」ではゲッターロボ號のプロトタイプらしきゲッターを作り上げていることからメカ関係にも強いと思われる。指揮能力…一佐であり、ゲッターの戦術運営の責任者。身体能力も竜馬と同等程度にはあると漫画版の描写からは見て取れる。つくづく古傷が惜しまれるなぁ…。 性格 冷静。ボインちゃんが好き。 備考 古傷とか言っておきながら漫画版後半では普通に真ゲッターを操縦していたりするが、気にしてはいけない。
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/309.html
争いをこえて ◆7vhi1CrLM6 両の眼を目一杯見開いたその顔は、驚きに揺れていた。 何故この遭遇を考えなかったのか。 あの大乱戦から約六時間。既にこの周辺にはいないとタカを括っていた。 六時間もこんなところで何をぐずぐずしていた、と自らを棚に上げて思う。 絶句した顔には苦笑いすら浮かびはしない。 カティアを殺し埋めた岩山の上空を抜け、G-6からE-6の平原に入り十数分が経過した時のことだ。 オルバが北から南下してくる機体を確認した。 黒を基調としたボディーに四肢に誂られた円筒形の赤いタービン。 切り裂かれた左腕は失われて久しく、耳の位置で左右に細長く伸びているはずの角もまた一方は失われている。 全てが一致している。間違いはない。 先の混戦で直に手を交えたあの相手――ロジャー=スミス。 「これやばいって……」 滲み出た声にはっとして通信機のランプを確認する。コンディションレッド、不通を確認して冷やりとした汗を拭う。 取巻く状況が難しいのだ。 三隻の戦艦がしのぎ合うあの混戦の中、最初に相対したのが不戦を訴えていたこの交渉人だ。 それに対して自身は敵対した。ソシエの怪我、無敵戦艦ダイの存在という根拠を持って葬り去ろうとした。 それ自体の筋は通っていないわけではない。 あの場においてムサシを始めとしマサキ・キラ・ソシエ、誰もがダイの脅威を疑わず、テニア自身も疑いはしなかった。 その結果、不慮の乱入者があったとはいえ戦端は拓かれたのだ。 しかし、とテニアは併走する機体に目を向ける。 しかし、ここでその理屈を振りかざし一貫した姿勢を交渉人に向けることは出来ない。 致命的な矛盾が生じる。 オルバを始めとするナデシコの面々に真実として語った出来事。 Jアークに拠る集団に非人道的な目に合わされたという、自身にとって都合のいい偽りの事実から外れてしまう。 あちらを立てればこちらが立たず。八方塞がりにも等しい状況が焦りを駆り立てる。 大体にしてこのロジャー=スミスという人間が厄介なのだ。 最初のあの場で、ここに存在する全ての人間が見ている目の前で、自らの立ち位置を明らかにして見せた存在。 ほぼ確実にこの殺し合いに乗ることがないだろうと誰もが認めるその存在は、それだけで旗印となり一定の求心力を得ている。 その影響力を大袈裟に言えば、ロジャーに組する者は善、対立する者は悪の単純な構図が擬似的に成立しかねない。 少なくともオルバの言う『僕たちが信用できると思える人物』に当てはまり、『潔白』を証明しうる人物。 しかし、その証明の内容は矛盾を曝け出しテニアの足場を崩す言葉となる。やっかいなことこの上ない。 ――考えろ。考えるんだ。 交渉人に睨まれず、オルバにも疑念を抱かせずにこの場を切り抜ける奇跡のような一手を。 もう接触までいくらもない。焦りが瞳を揺らす。 ――このままじゃまずい。まずいんだって、テニア。 ここを切り抜けなければ全てが無駄になる。 勝ち取ったナデシコでの信頼、ガウルンとの交渉。 ムサシやメルアやカティアを殺したこと、殺してまでして固めた決意。全て無駄になる。 引き返せない道に足を踏み入れたんだ。今更なかったことになんてできない。できっこない。 でも……でも、どうしよう見つからない。 電波を受信した通信機が一瞬ノイズ音を立てた。その音に恐怖する。 「私の名はロジャー=スミス。フェステニア=ミューズ嬢、あなた方との交渉を望んでいる」 冷静に交渉を申し出てくるその声が、死神の鎌のように感じられ首筋に刃物の冷たい感触を錯覚する。 名前を呼ばれた。知らない。人違いだ、ではもう逃げられない。割ってはいるのはオルバの声。 「こんにちは、ネゴシエイター。直に顔を会わせるのは初めてかな?」 「その機体……君もあの場にいた者のようだな」 「そのようだね。オルバ=フロスト、覚えておいて貰おうか」 考えるその脇でオルバが名乗り、互い挨拶を交し合う。 その間にも頭の中で脳が答えを求めて奔走する。 二人の会話に混ざる余裕はない。だが、聞き逃しもしない。 「情報交換は僕としても望むところだ。テニア、いいね?」 「……うん」 振られた言葉。賛同するしかなかった。 名目上だろうとなんだろうと今は他者との接触を第一に行動しているのだ。否定できるはずがなかった。 同時に追い詰められていく身を自覚する。 「なら私から一つ提案がある。私はネゴシエイターとして話し合いの場に武器を持ち込まないことを決めている。 そして、話し合いとは互いの立場が対等な状態で行なわれるべきだ。 故に私は互いに機体を降りた状態での話し合いを希望する。了承が取れた場合、提案者である私がまず機体を降りよう」 考え込む振りをして口元に当てた手、その下で唇がにぃっと釣り上がり八重歯が覗く。 願ってもない申し出だ。これ以上ない申し出だ。ほとんど唯一といっていいほどの突破口。 それを与えてくれた。 今、この場を穏便に切り抜ける手段はやはり思いつかない。 だが、形振り構わないのであれば話は別だ。ロジャーとオルバ、二人が機体を降りたところを―― 「大した心構えだね……いいよ。その提案を呑もう。安心しなよ、ネゴシエイター。 君が機体を降りた途端ズドンなんて真似はしやしないから」 降りたところを……って、読まれてる? いやまさかね……ハハハ。 そうこうしている間にも徐々に詰まってきていた距離は既に1kmをきっている。 その距離が残り500m前後になってロジャー=スミスの乗る機体が静止した。釣られてこちらも立ち止まる。 胸部のハッチが開放され、黒一色に身を包んだ男が姿を現すのが見えた。その男はそのまま機体から降り立ち、迷うことなくこちらに向かって歩き出す。 馬鹿な男、そう思い、後はオルバが機体から降りるのを待つだけ、そう思った。 そうなれば後は高々500m程度の距離なんてこのベルゲルミルの手にかかれば造作も―― 「テニア、まずは君から先に降りろ」 って、やっぱばれてる! いや、まぁ、そんな気はしてたからいいんだけどね。 そんな都合よく物事が運ぶなんて思ってなかったから、べっつにぃいいんだけどさぁぁあ。 いや、全っ然良くないよ、アタシ。 ちらりと横目でオルバの表情を確認する。頑なな光がそこにある。 ホンの一時間ほど前「僕は君を信用していない」と言い放った姿を思い出し、ごねても無駄だと悟る。 信用してないと言い切ったオルバに対して、自分は信用させようとしている側にいる。今はごねてもごね損にしかならない。 それに、だ。それに、運悪くベルゲルミルはディバリウムの前に立った状態で静止している。 下手をすれば後ろから撃たれかねない気もしていた。 でも、ただ唯々諾々と従うのも主導権を握られているようで、どうにも気に入らない。気に入らないったら気に入らない。 「もう一度言う。君から……」 「あ~、はいはい。二度も言ってくれなくても聞こえてるわよ。アタシから降りればいいんでしょ? オルバさんはアタシをまだ信用してくれてないんですものねぇー」 不満をたっぷり塗りこめて一息に言い切ると、そのまま腹立たしさをぶつけるようにして勢いよくハッチを開け放った。 一瞬照らし出された朝日の陽光に目が眩み、雲一つない青空を認めて『今日も晴天だ』と場違いな感想が頭に浮かぶ。 同時に半ば感情的、反射的に機体のハッチを開け放った身を自覚して『アタシ、馬鹿だ』という思いが込み上げてきた。 何の方策も思いついてない。どうすればいいのかも分かってない。ただ流されて追い詰められていっている。 難解なパズルのような状況の中、見つからない答えを探して赤毛の少女はただ呆然と立ち尽くしていた。 「ちくしょう……お天道様が今日も目に眩しいぜ」 ……立ち尽くしていた(※絶賛現実逃避中 ◆ 起伏の乏しいなだらかな丘に丈の短い草木が覆い茂り、彼方まで見渡せる緑の牧草地帯。 牧歌的な風景が彼方まで広がるその草原を進みつつ、それとなくロジャー=スミスは周囲に気を配っていた。 見晴らしのいいこの場所は、都合がいい。 頭にあるのは夜の暗闇の中、同じように一人生身で交渉に赴いたときのこと。 あの交渉における最大の失敗は目の前に気を取られすぎていたことだ。気負って力が入りすぎていたのはまだいい。 だがしかし、そこに入れ込むあまり周囲に対する警戒を解いていた。そこまで気が回らなかったと言えばそれまでだが、その結果があの乱戦だ。 あの黒い機体やキラやソシエ、もう一隻の戦艦を責めるまでもなく自身にも責はある。 だからこそ、二度と同じ轍を踏んではならない。 ざっと見渡したところビルのような遮蔽物は何処にもなく、また機動兵器が隠れられるほどの起伏もない。 それに、だ。それに万が一に備えてソシエを凰牙に残している。最悪の場合の役には立つことだろう。 もっとも気持ちよく就寝中の彼女を起こすのは、忍びなかっただけのことなのだが。 一先ずは問題ないと見て立ち止まり、視線を自らの交渉相手へと向けた。 機体の数は二つ。 一機は、まるで雷神の天鼓のようにその背に勾玉を巡らせた以外は、至ってシンプルな白銀の機体。 もう一機は人型ですらなく、その赤黒い色身と形状からラフレシアを想起させる異形の機体。 それぞれからそれぞれのパイロットが姿を現し、機体を降りてこちらへと歩みを進めていた。 そして、互いの表情が十分見て取れるほどの距離になって彼らもまた足を止める。 一人は、ミッドナイトブルーの短い髪をオールバックにした細身で中背の青年。 服装は落ち着いてはいるものの薄紫のタートルネックに原色の青と白のジャンパーという組み合わせは、どうにも趣味が悪い。 薄く笑いを浮かべるその表情が、上品下品の違いはあれどどことなくベックに似た印象を抱かせて僅かに眉を顰めさせた。 それに対してもう一人は、綺麗な赤毛をざっくばらんに伸ばした肉付きの良い少女。 奇想天外ではあれど動きやすさを重視したような服装が活発な印象を与え、そのお転婆そうな雰囲気はソシエに近いのかもしれない。 だが、どこか影がある。それがムサシを撃ったことに関係しているのかは、まだ分からない。 黒いサングラスの下で目線を鋭く走らせてざっと二人を見回し見比べた後、落ち着き払った態度でロジャーは口を開いた。 「御労足頂き、感謝する。改めて名乗らせて頂こう。私の名前はロジャー=スミス。ネゴシエイターを生業としている者だ」 「知っているよ。君は最初のあの場所でひどく目立っていたからね」 「私としては当然の質問を投げかけたに過ぎなかったのだがね。 まぁいい。今、私はある二つの交渉の依頼を別々の人物から受けている。それについて君たちと話がしたい」 「交渉? どんな?」 「正確には交渉の場を整えるのが私の仕事だな。ある戦艦とある戦艦引き合わせる、それが私の受けた依頼の内容だ。 君は白亜の戦艦に身を寄せているのだろう? キラ=ヤマトと言う少年が君たちに会いたがっている。伝えてはくれないだろうか?」 「へぇ……」 言葉に乗せて監視の目を走らせる。黒いサングラスで目元を隠しているのだ。視線を気取られる心配はない。 キラの名前を出したその瞬間の一時だけ、テニアの体が一度ぶるりと震えるのを見逃さなかった。 それが、怖れによるものか、慄きによるものか、はたまた不安によるものか、その判別は難しい。 だが、動揺を表したということは、何かしらの気に咎める部分があるのだろう、とロジャーは推察する。 「返答は?」 対して、現在のところ全ての受け答えを行なっているオルバ=フロストの様子は変わらない。 常に薄い笑みを絶やさないが、そのライトグレーの瞳は最初から一時も笑ってはいない。 むしろ冷淡とも取れる光を放ち続けるその目を見て、ロジャー=スミスは前言を撤回した。 この男にベックを見たがそれは違った。 むしろ、常に余裕を崩さないその姿勢は、アレックス=ローズウォーター――パラダイムシティの実権を握るあの男に近い気がする。 とは言え『似た印象を受けた』ただそれだけの理由でオルバとアレックスを混同して考えるほど、ロジャーも愚かではない。 だからこそ表情を崩さずに一本筋の通った姿勢で返答を待ち続けることが出来る。 「……その前に互いの情報を交換しておきたい。情報は必要だろ? それは君の提案を呑む呑まないに関わらず、互いに不利益になるものじゃない。 だったら互いの立場が決まる前に交換しておく方が、信頼が持てる。そうだろ、ネゴシエイター?」 「その通りだが、それは我々が敵対することになった場合の話だ。協力関係になった場合、情報の信頼性は揺るがない」 『断った後に受け取った情報など信用できない。平等な交渉を続ける為にも先に情報をよこせ』と暗に仄めかしたオルバ。 『協力関係を築いた後の情報であるほうが、信頼が置ける。情報の交換は後でもいい。それとも事を構える気か?』と切り替えしたロジャー。 空気がピンと張り詰める。 それでも別に構わないよ、とでも言うような強気の姿勢を崩さないオルバを前に確認して、仕方がない、とロジャーは自らが折れることを決めた。 この相手は自分と相手の置かれた立場をよく理解している。ここでこちらが折れざる得ないことも計算の上なのだろう。 それだけの読みを持っているからこその強気だ。 今はあまり喜ぶべきことではないのかもしれないことだが、言葉の駆け引きをして面白い相手ではあるようだった。 もっとも、若いだけに我を押し通しすぎるきらいはあるが……。 「まぁ、いい。ここは私のほうが折れるとしよう。何から聞きたいのかね?」 ロジャーは二人の目の前で、お手上げとでも言うように肩を竦めて答えてみせた。 ◆ ロジャー=スミスが意外な物分りの良さを発揮し、情報交換が開始されてから十分弱。 主に両者の間を飛び交った情報は互いが確認している生存者のことだった。 シャギア=フロスト、オルバ=フロスト、兜甲児、宇都宮比瑪、フェステニア=ミューズ ロジャー=スミス、ソシエ=ハイム、キラ=ヤマト、ガイ、ジョナサン=グレーン、伊佐未依衣子 結果、両者はこれだけの人間に加えてナデシコで眠る男性一名の情報を共有し、生存を確認した。 ナデシコ側で未把握の人間がガイのみであった以上、ロジャー側に益が多い結果となったと言える。 だが、それは結果論でしかないと自身を納得させた上で、オルバ=フロストの気を引いた情報が一つあった。 ――キラ=ヤマトがプログラミングに長けている。 首輪の解除はここからの脱出を図る上で避けては通れない壁。それを成せるかもしれない力。 兄、シャギア=フロストも今首輪の解除に手を出そうとはしている。 彼は特別機械に詳しいわけでもなければ、電子工学・情報工学に長けているわけでもない。 ただ適材が見つからないがために手を出さざる得ないだけなのだ。 だが、解析の力を持つ彼らは首輪を所持してはいないという。キラ=ヤマトの技能と兄の持つ首輪にナデシコの設備。 手を組むだけの価値と理由は互いにあるとオルバは判断する。 その場合、最大の障害は――視線を脇に立つ少女へと向ける――この少女、フェステニア=ミューズ。 何を考えているのか先ほどから一言も言葉を発することなく、不安げに彼女は立ち竦んでいる。 無理もない。 ロジャーの話したキラ=ヤマト・ソシエ=ハイムの人物像と彼女の話は完璧に食い違う。 その上、今この場の同行者にすら信用していない、と既に断言された後。男性二人が相手では生身で暴れても勝ち目はなく八方手詰まりの状況。 崖っぷちまで追い詰められているのだ。ともすれば気が狂い出しそうな状態に違いない。 そして、今少し押してやれば崖から転落するのは目に見えている。 だが、少々の厄介事もあった。兜甲児と宇都宮比瑪の二人がテニアを信用しているのだ。 ナデシコの求心力として誂た彼らが、だ。 その彼らの知らないところでテニアを始末していくことも出来るが、それよりもいいのは彼らの目の前で自滅して貰う事。 その算段は、ロジャー=スミスと接触を得たことで立った。彼の提案通り先方と接触すれさえすればいいのだ。 そうすれば接触する前、あるいは接触した瞬間、必ずテニアは馬脚を現す。 それがもっとも自分ら兄弟が疑われることなく、ナデシコと技術者と首輪の全てを手に入れられる方法。 そして何よりも、どうにもならない状況に追い詰められていく彼女を見るのは、中々楽しそうに思えて密かに笑う。 そうしてそこまで考えを纏め上げたとき、じっとこちらを観察している視線に気づいた。 背筋に冷たいものを感じて気を引き締める。ロジャー=スミス、この男の前で油断は禁物だ。 甲児や比瑪ほどお人好しでもなければ、テニアほど世慣れしていないわけでもない。それだけに扱いづらい。 「そろそろ、返答を頂くとしようか」 「今、ここで、確たる返事を出すことは出来ない。僕らにも仲間がいるからね。だけど兄に伝えることは約束するよ。 そして、僕自身はこの話に前向きであると思ってくれていい。それで接触の手筈は整っているんだろうね?」 「それで構わない。仲間の合意が取れたら次の放送前にE-3地区にあるクレーターを目指してくれ。 そこにキラは来る。中央に人を埋めた跡――墓があるので、場所は行けば分かるだろう。 それともう一つ。君たちだけでなく出来るだけ多くの人間をここに集めたい。出会った人間に広めていっては貰えないかな?」 「了解した。人集めに協力することを約束するよ」 その返事に肩の荷が一つ下りたとでも言うふうにロジャーが息をつく。 同時にテニアの纏う空気が更に重くなったように感じた。 「では、私はこれで行くとしよう」 「どう動くつもりだい、ネゴシエイター? 僕らは他の生存者を探して今G-6基地に向かっている。良ければ同行しないか?」 「ありがたい申し出だが、私は私ですることがある。ガイに会ったら伝えてくれ、ロジャー=スミスが探していたと。 それでは、失礼させてもらおう」 言うが早いか踵を返し、機体に向かって歩き始める。その黒い背中を見送ろうとしたその瞬間―― 「何でよッ!!」 ――テニアの叫びが空気を震わせた。 耐え切れずに溢れ出した。半ば自棄になった。そんな感じの声でテニアは言う。 「何で……何で何も言わないのよ! 会ったんでしょ? キラに、ソシエにッ!!」 ロジャー=スミスの背が立ち止まる。 確かにその通りだと思った。何故、ロジャー=スミスがテニアのことに触れないのか。 この男が気づいてないはずはない。意図的に話題を避けていたとしか思えない。でも何故? それが不可解だった。 だが、今ここでテニアに崩れてもらっては都合が悪い。それはまだ先、今以上に神経を磨り減らした後、あの二人の目の前でないと困る。 だから、オルバは助け舟を出した。 「ロジャー=スミス、あの戦艦と接触した君が彼女に疑いを持つのは分かる。だが、それはあちらだけの言い分だ。 それを鵜呑みにすることは出来ない。それに僕はナデシコ側の人間だ。一戦を交えた相手よりも彼女を信用している」 きょとんと丸くなった目がこちらを見ているのを感じる。本当にこの娘は騙し合いに向いていない。 背中を向けたままの男が『やれやれ』とでも言うように、溜息をつくのが分かった。 「一つ誤解があるようだが……私の立場はあくまで交渉人。君たちの側でもなければ、彼らの側でもない中立だ。 君にどのような正当な理由があろうと、それを今ここで中立者である私に突きつけられても困る。 どのような矛盾のない話しでも、それは当人にとって都合のいい事実でしかない。君だけでなく彼らの話も含めてだ。 その真偽のほどは私には分からず依頼にも含まれていない。ならば、後は当事者同士で顔をつき合わせて答えを見つけて頂こう」 静かに言い切り再び歩き出そうとして「ただ――」と男が再び口を開いた。 「ただ、あの少年はこう言っていたよ。君にも何か仕方のない事情があったのかもしれない、とね。 君が誤解を解きたいのであれば、彼のことを信じてみてもいいのではないかな。それでは約束の時刻に約束の場所でお待ちしている」 その言葉を最後に男は振り返ることなくその場を立ち去って行き、その背中を呆然とテニアは見送っていた。 【オルバ・フロスト搭乗機体:ディバリウム(第三次スーパーロボット大戦α) パイロット状態:良好、テニアを警戒 機体状態:EN60%、各部に損傷 現在位置:E-6 第一行動方針:十分に痛めつけた上でのテニアの殺害 第二行動方針:A級ジャンパーを見つける 第三行動方針:比瑪と甲児を利用し、使える人材を集める 第四行動方針:意に沿わぬ人間は排除 第五行動方針:首輪の解析 最終行動指針:シャギアと共に生き延びる(自分たち以外はどうなろうと知った事ではない) 備考:ガドルヴァイクランに合体可能(かなり恥ずかしい)、自分たちの交信能力は隠している。】 【フェステニア・ミューズ 搭乗機体:ベルゲルミル(ウルズ機)(バンプレストオリジナル) パイロット状況:本来の精神状態とはかけ離れているものの、感情的には安定 機体状況:左腕喪失、マニピュレーターに血が微かについている、ガンポッドを装備 現在位置:E-6 第一行動方針:ナデシコの面々に取り入る 第二行動方針:統夜との接触、利用の後殺害 第三行動方針:参加者の殺害(自分に害をなす危険人物を優先) 最終行動方針:優勝 備考1:甲児・比瑪・シャギア・オルバ、いずれ殺す気です 備考2:首輪を所持しています】 「お疲れ様」 コックピットのハッチを潜った途端に声を掛けられてロジャー=スミスは顔を上げた。 メインモニターに一人の少女の顔が映し出されている。 「いつからだ? いつから君は起きていた?」 「最初からよ。あなたがテニア達に通信を繋げたときからず~っと起きてました」 「それで?」 「それでって?」 凰牙の起動シーケンスを踏みながら大きな溜息をつく。全身の力が抜けていくような気がした。 「何か私に言いたいことがあるのではないかね?」 「そうね。何で私を置いて行ったのか、とか。交渉の結果はどうだったの、とか。テニアの様子はどうだった、とか。一杯あるわね」 「だったら、何故私を一人で行かせて付いて来なかった?」 この先のやり取りを考えるとこめかみ付近が軽く痛くなってくるが、それも致し方なしと覚悟する。 そんな様子のロジャーに予想外の答えが返ってきた。 「何故かですって? あなたが一人で行こうとしたからよ」 胸を張って少女は言う。 「私より前からテニアと居たキラが、あなたに任せたのよ。と言ってもちょっとの差ですけどね。 でもだから私もロジャー、あなたに任せてみることにしたのよ。 そのあなたが私を置いていくと判断したのですから、大人しく待つことにしたんですからね」 ソシエは簡単に言い放ったが、そう簡単なことではないとロジャーは思う。 人に判断を丸投げするのも、それに従うのも確かに簡単だ。だが、任せたからには判断に口を挟まない、というのは簡単なようでいて中々に難しい。 自分の身にも関係していることである。普通はあれこれと口を出したくなるものだ。 ましてこの少女の性格を考えれば、きっと口出ししたくてウズウズしていたに違いない。 やや見直すつもりで少女を眺めた途端―― 「でも、結果はしっかりと話してもらいますからね。それで不甲斐ないようであれば次からは私がやります。 それと凰牙はもう少し揺らさないように。これじゃロランの運転のほうがマシだわ」 『さあ、話せ』と言わんばかりのこの気勢だ。苦笑いしか浮かんでこないロジャーであった。 【ロジャー・スミス 搭乗機体:騎士凰牙(GEAR戦士電童) パイロット状態:肋骨数か所骨折、全身に打撲多数 機体状態:左腕喪失、右の角喪失、右足にダメージ(タービン回転不可能) 側面モニターにヒビ、EN70% 現在位置:E-6 第一行動方針:一先ずE-7市街地に赴きガイとナデシコの足取りを調べる(出来ればリリーナの首輪も回収する) 第二行動方針:出来るだけ多くの人を次の放送までにE-3に集める 第三行動方針:首輪解除に対して動き始める 第四行動方針:ノイ・レジセイアの情報を集める 最終行動方針:依頼の遂行(ネゴシエイトに値しない相手は拳で解決、でも出来る限りは平和的に交渉) 備考1:凰牙は通常の補給ポイントではEN回復不可能。EN回復はヴァルハラのハイパーデンドーデンチでのみ可能 備考2:念のためハイパーデンドー電池四本(補給二回分)携帯】 【ソシエ・ハイム 搭乗機体:無し パイロット状況:右足を骨折 機体状況:無し 現在位置:E-6 第一行動方針:ロジャーに同行する 第二行動方針:出来るだけ多くの人を次の放送までにE-3に集める 第三行動方針:新しい機体が欲しい 最終行動方針:主催者を倒す 備考1:右足は応急手当済み 備考2:ギアコマンダー(白)とワイヤーフック内臓の腕時計型通信機を所持】 【二日目8:40】 BACK NEXT 追い詰められる、心 投下順 判り合える心も 判り合えない心も 適材適所 時系列順 揺れる心の錬金術師 BACK NEXT 計算と感情の間で オルバ 生き残る罪 計算と感情の間で テニア 生き残る罪 二つの依頼 ロジャー 交錯線 二つの依頼 ソシエ 交錯線
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/331.html
第167話「獲物の旅」まで 死亡者編 『死亡者名(搭乗機)/殺害者名(搭乗機)』 キャラ辞典より抜粋&コメント なお順番は死亡順 エクセレン=ブロウニング(搭乗機なし)/アインスト=ノイ=レジセイア(搭乗機なし) アインスト=ノイ=レジセイアに最初の見せしめにされ首輪を吹き飛ばされ死亡。 このことによりキョウスケはアインスト達を倒しアルフィミィを解き放ちエクセレンを迎えに行くこと を覚悟する。 メルア=メルナ=メイア(ジム・カスタム)/グ=ランドン・ゴーツ(ラフトクランズ)、流 竜馬(大雷凰) グ=ランドンに機体を串刺しにされ竜馬に機体を爆散されロワ参加者(除くエクセレン)初の死亡者となる。 早々にテニアとの合流を果たすも彼女の目の前で死亡。このことがきっかけでテニアがゲームに 乗ってしまいカティアを殺害、統夜も乗っているので彼女の死は報われない。 グ=ランドン・ゴーツ★(ラフトクランズ)/フェステニア=ミューズ(ベルゲルミル) 竜馬の大雷凰に機体をライジングメテオ・インフェルノで真っ二つにされる。 それでも生存していたがテニアを挑発、そのまま彼女に撃ち殺される。 だが彼の言葉は彼女の心に絶望を植えつける。 ラクス=クライン EVA零号機)/ヒイロ=ユイ(レイダーガンダム) EVA零号機を操ってヒイロを追い詰め、説得しようとするも常識外れの攻撃により零号機を破壊され、死亡。 版権作品初の死亡者となる。似た思考の持ち主であるリリーナとは遭遇できなかった。 木戸 丈太郎(クロスボーン・ガンダムX2)/相羽 シンヤ(搭乗機なし) 知恵と技術でサイコガンダムを撃破するものの、相羽シンヤがテッカマンに変身できるとは見抜けず、 PSYボルテッカにてコクピットブロックごと蒸発させられる。 彼が放送で名を呼ばれてもたいして影響がないことも考えると可哀想な死に様である。 神名 綾人(アルトロンガンダム)/テンカワ=アキト(YF-21) ロジャーとリリーナを奇襲するも、割り込まれたアキトにマーダーとみなされコクピットに拳を 打ち込まれ死亡。だが、彼との戦闘で凰牙のENがなくなったためリリーナの死にも関与している。 カティア=グリニャール(VF22S・Sボーゲル2F)/フェステニア=ミューズ(ベルゲルミル) テニアと再会するも、すでに彼女はゲームに乗っており絞殺される。テッカマンに殺られたキッドを 除けば当ロワで生身で殺られた人、第一号である。なお、友人に殺されるという最後をとげた一番欝な 死に方である。 ジョシュア=ラドクリフ(クインシィ・グランチャー)/ギム=ギンガナム(シャイニングガンダム) アイビスと行動中に統夜に御大将を擦り付けられる。そのまま戦闘中にクインシィに邪魔され シャイニングフィンガーを喰らい機体が大破、アイビスと共に逃げるものの既に彼は爆死していた。 なお、彼の死はラキに影響を与えるため彼女の今後が心配である。 リリーナ=ドーリアン(セルブースターヴァルハラ)/相羽 シンヤ(搭乗機なし) 機体をばらばらにされ連れ攫われテッカマンにコックピットの ハッチをこじ開けられ首を跳ね飛ばされる。 おとなしく凰牙にENを供給していればもっと違った展開が待っていたかもしれない。 ギャリソン時田(ガンダムレオパルド・デストロイ)/ガウルン(マスターガンダム) ガウルンと再び交戦、激戦を繰り広げるもガウルンの宗介の愛の前に敗れ去る。 すごい執事だけに序盤でおしい人が逝ってしまったのは残念。 <<第一回目の放送で上記10名の死亡が伝達>> ユウキ=コスモ(ジガンスクード・ドゥロ) /ジョナサン=グレーン(ガンダムF91) ギャリソンの死を悲しみバサラの歌に心を癒されている 最中にジョナサンの奇襲を受ける。機動性の高いF91を倒すため広範囲攻撃の G・サークルブラスターを放とうとするも生きていたバサラがいたため躊躇。 そのままコクピットにヴェスバーを撃ち込まれ蒸発、死亡する。 九鬼 正義(ドラグナー2型カスタム)/バーナード=ワイズマン(ブラックゲッター) ブラックゲッターの強襲を受け、あっさりと撃墜されてしまう。 ラーゼフォン系は全滅、薄氷同盟最初の死者となった。 アスラン=ザラ(ファルゲン・マッフ)/カテジナ=ルース(ラーゼフォン) カテジナに盗られたラーゼフォンと遭遇。 バサラが乗っていると思い込んだまま交戦。だが、ドラグナ-系の力ではデウスエクス・マキナに 一歩及ばずに機体を両断され敗北。最後に思いを親友に託しながら死亡してしまう。 神 隼人(YF-19)/クルツ=ウェーバー(ラーズアングリフ) 同行していたクインシィがエイジに襲いかかり、続いて現れた竜馬も加わり混戦状態に陥る。 その中、クインシィ・ガロードに3人目を探せと言い押し切る形で離脱させた。 さらに竜馬の説得を試みるも失敗。最後はクルツの狙撃で被弾、そのまま地表に墜落死となった。 アルバトロ=ナル=エイジ=アスカ(ガナドゥール)/流 竜馬(大雷鳳) 消えたラキを探している途中でクインシィに襲われる。 途中乱入してきた竜馬によって一度は気絶するも意識を回復。 壊れたフォルテギガスからガナドゥールを分離して、逃走を試みるが追い詰められる。 最後は大雷鳳と正面からぶつかり合い敗れ去った。 ヒイロ=ユイ★★(搭乗機なし)/ベルナルト=モンシア(搭乗機なし) 一度交戦をしたモンシアとG-6基地で再び遭遇する。 モンシアがヘビーアームズを自爆させた結果、機体を失う。 基地の状態を調べ、格納庫へ一応の確認しに行く途中にまたもやモンシアに遭遇。 白兵戦で彼を追い詰めるも自爆に巻き込まれ帰らぬ人となる。 なお彼の死を持って薄氷同盟は全滅となった。 ベルナルト=モンシア★(搭乗機なし)/ヒイロ=ユイ(搭乗機なし) 大破したヘビーアームズを有効利用しヒイロの乗るレイダーを破壊。 しかし、外の様子をうかがいに行く途中に実は生きていたヒイロと遭遇する。 子供と舐めた結果追い詰められて、ヒイロを巻きこんで自爆死する。 孫 光龍(レプラカーン)/キョウスケ=ナンブ(ビルトファルケン(L)) 機体の整備にと立ち寄ったG-6基地でバーニィを発見。これに襲いかかる。 戦闘中、ゼクス・キョウスケが現れて場が複雑化。 そんな中でキョウスケと戦闘となり、念の暴走の果てにオーラコンバーターを貫かれて死亡した。 シャア=アズナブル(核ミサイル)/カテジナ=ルース(ラーゼフォン) アムロとの合流を目指し、F-2補給ポイントで待機中、カテジナと遭遇。 機転を利かせ、一度はカテジナの撃退に成功するもラーゼフォンの長距離狙撃を受けてしまう。 アイビスを逃がし、彗星は地に落ちる。だがその意志は確かに受け継がれていた。 死亡後も、窮地のアムロと共振する、アイビスの悪夢に出てくると大活躍である。 相羽 シンヤ★★(テッカマンエビル)/クルツ=ウェーバー(ラーズアングリフ) ロジャーから受けた痛手を癒すべくD-8にあるコンビニの食糧を根絶やしにする。 続いて機体の奪取を目指し、移動してきていたクルツに戦闘を仕掛ける。 テッカマンの能力を活かし終始優勢に戦闘を進めていたが、最後の最後でクルツの策にかかり死亡。 テッカマンとしての傲りが最大の敗因であったのは間違いない。 ゴステロ(スターガオガイガー)/ギム=ギンガナム(シャイニングガンダム) アムロを追いつめるも、ブンドル、ギンガナムに乱入され、勝機を逃してしまう。 そのままギンガナムと戦闘になるが、彼には「勇気」が足りなかった。 純粋な力比べに負け、死亡。 ゼクス=マーキス(メディウス・ロクス)/キョウスケ=ナンブ(ビルトファルケン(L)) キョウスケと共に基地の制圧に成功するも、直後に機体制御をAI1に乗っ取られてしまう。 が、メディウス内部からキョウスケをサポート。 オクスタンライフルに撃ち抜かれ死亡するも、その魂は最後まで気高かった。 カズイ=バスカーク(メディウス・ロクス)/キョウスケ=ナンブ(ビルトファルケン(L)) ゼクスの操縦技術をAI1に学習させ、メディウスの制御を奪う。 圧倒的な力でキョウスケを追いつめるが、最後には人の力に破れることとなる。 オクスタンライフルを撃ち込まれ死亡。 マサキ=アンドー(アルトアイゼン)/ガウルン(マスターガンダム) キラたちと共にダイへと戦闘を仕掛ける。 ガウルンと戦闘になり、ボロボロのアルトアイゼンで善戦するも一歩及ばず、コクピットブロックをもぎ取られ死亡。 彼の持っていた小石がある人物の運命を大きく変えることとなる。 ミスマル=ユリカ(無敵戦艦ダイ)/ガウルン(マスターガンダム) Jアーク組と交戦。地盤を崩すという荒技で戦況を一変させたが、その直後にガウルンによってダイの艦橋は大破。 外に投げ出されアキトと再会を果たすも、マスターガンダムに踏まれ圧死。 彼女の死はアキトに多大な影響を及ぼすことになる。 巴武蔵(RX-78ガンダム)/フェステニア=ミューズ(ベルゲルミル) 戦艦三隻総勢14名が入り乱れる大混戦の中、一度は気を失うもフロスト兄弟・ガウルン相手に健闘する。 だが彼は最も信頼していた仲間テニアの姦計に陥る。彼がテニアの裏切りに気づいた瞬間、彼の生は終わりを告げた。 人が良すぎたのが、彼にとって災いしたのかもしれない。 カテジナ=ルース★★(ラーゼフォン)/紫雲統夜(ヴァイサーガ) 水中での休憩中にキョウスケ・カミーユの二人組に見つかり接触する。 誤った情報を与え穏便に事を運び離脱するが、その離脱中に悲劇は起こった。 同じように水中で休んでいた統夜の不意打ちでラーゼフォンは大破し、彼女は火に包まれる。 それでも生きていたのだが、救助中に潰される最期となった。 クルツ=ウェーバー★★(ラーズアングリフ)/ギム=ギンガナム(シャイニングガンダム) ギンガナムと交戦状態に入ったアイビスをフォロー。残弾が少ない中、牽制・狙撃にサポートと戦場を駆け回る。 最後はラキと行動不能に陥ったアイビスを離脱させ、ギンガナム相手にコードATAによる自爆で一人散っていった。 最初から最期まで他人のサポートに奔走するのが、彼の生き様であったといえるだろう。 グラキエース★(ネリー・ブレン)/ギム=ギンガナム(シャイニングガンダム) ギンガナムと交戦中のクルツを見つけ戦闘に割り込む。そしてその戦場に彼女の探し人は存在した。 一時は負の感情に支配されながらもブレンを感じ、ジョシュアを信じ、アイビスとクルツに支えられて彼女は戦い抜く。 しかし、ギンガナムを制しきれずにクルツが自爆。ラキもまたアイビス一人を残して戦地へ赴く。 相打ち覚悟で挑んだ勝負で狙い通り禁止エリアへと跳びギンガナムと共に散っていった。 ギム=ギンガナム★★★★(シャイニングガンダム)/グラキエース(ネリー・ブレン) ブンドルと共に訪れた中央市街地でアイビスに襲われ、そのままクルツ・アイビスとの戦闘状態に入る。 途中さらにラキが加わり苦戦を強いられるも、満足の行く戦いにヒートアップ。テンションが最高潮に達する。 そして、突き上げる衝動のままに二機のブレンを圧倒。ヒメ・ブレンを仕留め、クルツの自爆にも耐え抜いてみせた。 しかし、ラキとの一騎打ちの末、禁止エリアへと追いやられ死んでいく。最後の最後までギンガナムらしい暴れっぷりであったと言えるだろう。 <<第二回目の放送で上記20名(+その他生死不明1名)の死亡が伝達>> ジョナサン=グレーン★(真ゲッター)/紫雲統夜(ヴァイサーガ) ガロードとの合流待ちの間に統夜に見つかり、これに襲われる。 一度は動きを読まれ敗れるも救援に駆けつけたガロードのピンチに復活。真ゲッター2を乗りこなし決死の攻勢に出るも遅すぎた。 既に致命傷を負っていたジョナサンは最後の攻撃に出る。だが命届かず燃え尽き散っていった。 最終目標であるクインシィの生還はガロードに託されたが、それが果たされる日は来るのだろうか。 ベガ(月のローズセラヴィー)/バーナード=ワイズマン(メディウス・ロクス) 第二回放送直後、我を失ったカミーユを心配し気にかけるも罵声を浴びせられることになる。 そのときに受けた言葉に苦悩するもカミーユを人として正しい方向へ導きたいという想いを胸に再度前を向いて立ち上がる。 しかし、その言葉はカミーユに届かずバーニィの仕掛けた攻撃によって基地と共に最期を迎えることとなった。 常に集団全体のことを考え、一人一人を気遣い、板ばさみに会いながらも前を向き続けた彼女はやはり強い母であったのかもしれない。 バーナード=ワイズマン★★(メディウス・ロクス)/カミーユ=ビダン(VF-22S・SボーゲルⅡ) ユーゼスの誘いを蹴りメディウスを強奪した後に基地を崩壊させる攻撃を仕掛ける。 ベガの殺害には成功するも、カミーユ、キョウスケ、アキトの三機と戦闘に。 エース級の実力を持つ三人にじりじりと押され続ける中、ユーゼスの砲撃により生じた隙と油断を突かれ死亡。 「生きて帰りたい」という切実な彼の願いが叶うことはなかった。 余談だが、彼の死亡話が投下されたのはクリスマスシーズンであり、これは原作での彼の死亡時期と一致する。皮肉なものである。 オルバ=フロスト(ディバリウム)/キョウスケ=ナンブ(ゲシュペンストMkⅢ) 第二回放送後、ナデシコと別行動を取りテニアの始末を目論む。 ロジャーとの接触などを経て基地へと辿り着くが、そこで待っていたのはアインストと化したキョウスケだった。 テニアと共にキョウスケと交戦するも、土壇場でテニアに裏切られキョウスケに撃ち貫かれることとなる。 彼の最期の声は、シャギアにどう影響していくのだろうか。 <<第三回目の放送で上記4名の死亡が伝達予定>> 以上、死者の説明を終わりますの。 生存者編 ●小隊(最新エピソード時の場所と時刻)状況コメント ・『生存者名(搭乗機)タイプ分け』備考&一口コメント 自衛協力型(自衛はするが友好的。対マーダー予備軍) 無差別型(見敵必殺・問答無用) 猫被り型(友好的に見えるが、攻撃の機会を狙っている) 策士型(知略戦で漁夫の利狙い。攻撃は最終手段) 対マーダー(マーダーは攻撃。他には協力的) 自衛戦闘型(敵対するなら相手を殺す気あり) 協力暴走型(基本は自衛協力的だが、状況によって暴走してしまう) 平和解決型(攻撃されても話し合いで解決したい) ●アムロ&キラ&アイビス(D-3/二日目9 00) Jアークに集う黄金の精神の持ち主たち。アインスト打倒のために、今は力を蓄える。 アムロ=レイ(ガンダムF91)自衛戦闘型 ガウルンのマスターガンダムと対峙するも、ブンドルの助けもあり無事に戦線を離脱することに成功。 アイビスやカミーユとの合流を目指し探索を開始し、Jアークと遭遇する。 ジョナサンが乗っていたF91の乗り手になっていることを理由にキラに疑惑の念を向けられるも、言葉ではなく行動で、自らの『黄金の精神』を具現。 現在はJアークにて打倒アインストのための準備を着々と進めている。 キラ=ヤマト(Jアーク)対マーダー型 幾度の戦闘と仲間の死、そして自らの間違いを知り一時は混乱の極みに達する。 しかしロジャーやソシエといった仲間たちに支えられ、再び立ち上がることを決意。 アムロとアイビスという信頼できる心強い仲間たちと共に、勇気を胸に前へ進む。 専門であるプログラム分野から首輪の解析にチャレンジしている。 アイビス=ダグラス(ネリー・ブレン) 自衛協力型 クルツやグラキエースと共にギンガナムと死闘を繰り広げる。 仲間の死の上にある自分の生の重みを感じ、立ち止まらずに前へ進み続けることを誓う。 気持ちばかりが先行してしまい具体的な目的を持たなかったが、Jアークと合流しアムロと再会を果たす。 何気に登場回数が最も少ないキャラであったりする。 ●キョウスケ★★★★(G-6/二日目9 30) ――すべての存在を撃ち貫く。 キョウスケ=ナンブ(ゲシュペンストMkⅢ)無差別型 不在のうちに起きた基地の崩壊の原因が自分にあると、因縁に決着をつけるためにメディウスと戦闘。 カミーユたちと共にバーニィを討ったものの、アキトとユーゼスの裏切りにより瀕死の重傷を負ってしまう。 一か八かアキトから没収したカプセルを飲み込むが、致命傷を負ったキョウスケは逆にノイ・レジセイアに身体の支配権を奪われてしまう。 完全に意識を手放す寸前でカミーユに後を託し、アインスト化。基地を訪れたオルバとテニアの二人を圧倒し、オルバを撃ち貫く。 鋼鉄の孤狼が自らを取り戻す時は来るのだろうか? ●テニア(G-3/二日目10:20) 必死に立ち回るも、何時の間にやら四面楚歌。テニアの明日はどっちだ!? フェステニア=ミューズ★★★(ベルゲルミル)猫被り型 Jアークからナデシコへと華麗な転身を見せるも、ナデシコ組の実権を握るフロスト兄弟に危険視される。 基地にてアインスケと戦闘に。オルバを囮にすることで無事に戦線から離脱するも、これが原因でシャギアから狙われることになったことをテニアは知らない。 続いて遭遇したカミーユにも本性を見抜かれ大きな痛手を負ってしまう。 自分で自分の首を絞めているということにテニアは気づいているのだろうか。 ●カミーユ(F-4/二日目10:20) 託されたものは大きい。反発し続ける少年。 カミーユ=ビダン★(VF-22S・SボーゲルⅡ)対マーダー型 ベガの仇打ちのため、これ以上争いを誘う者をのさばらせないため、キョウスケたちと共にメディウスと戦闘。 メディウスは墜とせたが、直後のアキトの不意打ちによりキョウスケが致命傷を負い、後を託されることとなる。 基地から離脱後テニアと遭遇。ユーゼスの推論を基にテニアの本性を看破するも、撃ち逃してしまう。 シャア、ベガ、キョウスケと導いてくれるはずだった大人を失くし、カミーユは神経をすり減らし続ける。 ●シャギア&ガロード&比瑪&バサラ&クインシィ(B-1/二日目10 30) 変化に戸惑う男たち。気絶者が一人はいるというのがナデシコのジンクスなのだろうか?w シャギア=フロスト(ヴァイクラン)自衛戦闘型? 甲児と卵焼き争奪戦を展開したり和室で茶を啜ったりと驚きの変化を見せるシャギア。 だが兄弟の運命を捻じ曲げたニュータイプという幻想には未だに強い敵意を見せる。 オルバの最期の声を聞き、弟を生き返らせるためにマーダーへと転向するか、それともナデシコに残りこのまま進み続けるのか揺れている。 シャギアはまだ気付かない。いつの間にか、甲児や比瑪のことを駒ではなく、仲間と呼んでしまっていることに。 ガロード=ラン(搭乗機体なし)自衛協力型 ジョナサンからクインシィのことを託され、シャギアの乗るナデシコと合流する。 仲間になれというシャギアの誘いを蹴り、シャギアに対するカウンターとしてナデシコと行動を共にすることを決める。 宿敵の変貌に戸惑いを隠せないが、それもまた自分の知らないシャギアの一面だったのではないかと思い始めた。 クインシィが気絶中なこともあり、比瑪との会話で久々にまったりムードを味わっている。 宇都宮比瑪(ナデシコ)平和解決型 甲児がナデシコを離れたため、暫定的なナデシコ操縦士になっている。 戦闘を嫌い、出来る限り話し合いで解決しようと思っている様子。 彼女の優しさはテニア、シャギア、バサラなど多くの人物に影響を与えている。 クインシィとの接触がどのように為されるのか気になるところである。 熱気バサラ(プロトガーランド)平和解決型 ようやく目覚めたバサラだが、声が出ないという異常事態に意気消沈。 だが比瑪の優しさに触れ自分を取り戻す。シャワー室での発声練習のおかげで、少しずつ声を取り戻しつつある。 うっすらと聞いたフロスト兄弟の過激な会話は、オルバが死んだ現在では重要な意味を持つかも知れない。 バサラの歌が争いを止める日は来るのだろうか。 クインシィ=イッサー(真ゲッター)協力暴走型 ガロードと共に生き残ることを選択したクインシィ。 統夜との戦闘でジョナサンを失い、自らもまた気絶状態に。 現在は比瑪の乗るナデシコに保護されており、気絶から覚めたときに一悶着ありそうだ。 ●ロジャー&ソシエ(D-7/二日目10 30) 交渉人とお嬢様の凸凹コンビ。Jアークとナデシコの会合の場に少しでも多くの人間を集めるため動いている。 ロジャー=スミス(騎士鳳牙)自衛せんt……平和解決型 キラからの依頼を受け、ナデシコとの交渉の場を設けるべく動き出す。 オルバ、テニアとの交渉では互いの利を生かす見事な交渉を見せ、スレ住人を大いに沸かせた。 続いてのガウルンとの交渉ではガウルンの本性を見極めることができず情報を渡すこととなる。 疲労もピークに達し、交渉人は一時の休止を取る。 ソシエ=ハイム(搭乗機体なし)自衛協力型 ロジャーがJアークを離れる際ちゃっかりと潜り込み行動を共にする。 予備のギアコマンダーとロジャーの腕時計を巻き上げるあたり抜け目ない。 統夜の奇襲に対して鳳牙で応戦するなどロジャーのフォロー役としても活躍している。 ギアコマンダーを持つ以上、データウェポンとの契約もあり得る話だが……彼女はガトリングボアのお眼鏡にかなうだろうか? ●ガウルン&統夜(D-7/二日目10 30) マーダー師弟コンビ。奇妙な協力関係は統夜の成長を促す。 ガウルン★★★(マスターガンダム)無差別型 各地で争いを巻き起こす火種キャラ。これ以上なくロワを満喫している一人でもある。 アキト、ブンドル、アムロ、統夜、テニアと多くの人物と因縁を作り上げ、しかもその全てを成就させようとしている欲張りさん。 統夜の才能を認め、命を狙ってもいい代わりに協力関係を持つという一風変わった約束を結ぶ。 ロジャーとの接触で新たな情報を得ることに成功し、その欲望を更に肥大化させる。 紫雲統夜★★(ヴァイサーガ)無差別型 揺れ続ける心を定めはじめた新人マーダー。 潜在的な戦闘センスをガウルンに見初められ、師弟関係を結ぶ。 テニアの立ち回りをガウルンから聞き、強い憎しみをテニアへと向ける。 数度の戦闘を経て、着実に力をつけている。 ●ブンドル&甲児(E-6/二日目11 00) アムロとの合流を目指し基地へ移動する二人。 レオナルド=メディチ=ブンドル(サイバスター)自衛協力型 サイバスターを駆り会場からの脱出方法に見当を付け、首輪解除のために行動中。 ナデシコと接触し、甲児と共に基地を目指す。 ユーゼスとの接触を経て首輪の解析情報の一部を得るが、サイバスターに興味を持つユーゼスを警戒。 自分ではサイバスターの全能力を引き出せないため、相応しい操者としてカミーユに興味を抱く。 兜甲児(ストレーガ)自衛協力型 ガロードの代わりにブンドルと同行し基地を目指す。 彼本人には悪気はないのだが、比瑪からの頼みごとをすっぽかしてナデシコを出たりユーゼスとの接触中にナデシコの情報を漏らしたりとうっかりさん。 今まで戦闘面での活躍は少なかった彼だが、ストレーガに乗る今なら元祖スーパーロボット乗りの実力を拝めることだろう。 もう少しナデシコに乗っていれば愛機マジンガーZと出会えていたかも。 ●ユーゼス&アキト(E-7/二日目11 00) 仮面コンビの『共犯者』たち。 ユーゼス=ゴッツォ(メディウス・ロクス)自衛戦闘型 基地の乱戦のさなかアキトと主催者の繋がりを看破し、アキトと協力関係を結ぶ。 メディウスを取り戻し、アキトという駒も手に入れ絶好調。 首輪を解析すべく基地の代わりになる設備を探そうとした矢先、ブンドル達からナデシコの現在位置について聞く。 メディウスの自動修復を待ち休憩中だが、彼が再び動き出したとき物語はさらに加速していくだろう。 テンカワ=アキト★(ブラックゲッター)無差別型 愛するユリカを生き返らせるために優勝を狙う復讐鬼。 ユーゼスとの関係は共犯者。薬の残数という不安材料もユーゼスとAI1の力により解決されそうだ。 アルトアイゼンからブラックゲッターに乗り換え、機体のパワーもアップ。 次の目標は古巣ナデシコ。ユリカが愛した艦を、彼はどんな気持ちで狙うのだろうか。 ●竜馬(???/???) 生死不明。AI1に取り込まれ、ゲッター線に取り込まれ。 流竜馬(搭乗機体なし)無差別型 元の世界に戻り復讐を果たすために戦闘を繰り返すバーサーカー。 体も機体もボロボロの状態で基地に到着し、ベガ、ユーゼスと戦闘を繰り広げる。 しかしメディウスには一歩及ばず、AI1、そしてゲッター線に取り込まれることになる。 ゲッター線が見せるゲッターの世界の中で、竜馬は何を思いどう動くのか。 以上、時系列順に二十名の紹介と状況説明を終わりますの。
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/221.html
巴 武蔵 氏名 巴 武蔵 性別 男 出典 ゲッターロボ! 人称 一人称:俺 二人称:お前、あんた 三人称:あいつ 特殊技能 大雪山おろし…上方に敵を回転させ投げ飛ばす、武蔵の得意技。人の頭を握りつぶしたり、人をかみ殺したりする猿人(人間が退化してゴリラっぽくなったもの)を相手に互角以上に戦い、そいつらを従えてリーダーになる程度には強い。 性格 やや単純だが優しい熱血漢。激情家の節もある。 備考 柔道部主将。その頑丈さは特筆すべきものがあり、頭を思いっきり木の棒(直径5cm程度?)で殴られてもけろっとしてたり、腹を貫かれてもゲッターで出撃したほどである。
https://w.atwiki.jp/uncyclopediamabiwiki/pages/1009.html
サイトポリシー あんさいくろぺでぃあマビノギ Wiki( 以下「当サイト」)は主にWikiという複数人が共同でサイトを構築していくシステムで作られています。 当サイトの構築に参加する方( 以下「編集者」)はサイトポリシーに従って編集をお願いします。 出所や算出、計測方法が不明なデータは掲載不可とします チート、ツールの使用に関しての記事、LINKは管理者の権限において記述を禁止いたします。 マビノギクライアントに関して解析したと思われる記事、LINKは管理者の権限において記述を禁止いたします。 投稿された旨がありましたら、管理人までご連絡ください、個別に対処いたします。 基本的には、放置(荒れるから)、管理人側で対処という流れのスタンスを取りたいと考えています。 情報について あんさいくろぺでぃあマビノギ Wiki管理者( 以下「管理者」)は、当サイトに掲載する情報について様々な注意を払っておりますが 内容の正確性、有用性、安全性、その他いかなる保証を行うものでもありません。 当サイトに掲載されている情報は、あくまでも掲載時点における情報であり、時間の経過により掲載情報が実際と一致しなくなる場合があります。 管理者は当サイトの情報を利用した結果生じた損害について、一切責任を負いません。 あくまでご自身の責任においてご利用ください。 情報の保存 間違った情報でない限り基本的に情報は残すように編集者は配慮をお願いします。 他の人が書いた情報はなるべく保存する 以下の理由に該当する場合は削除してもよい。 重複 関係のない内容 無意味な記述 明らかに不正確である 反映済 ネタバレ情報について ゲームの楽しみ方は人により違いますので、 不本意に閲覧しなくてすむような配慮をお願いします。 例えば、以下のような方法があります。 注意書きを挿入する 別ページにする 通常では閲覧できないように細工する このように 見えなくする 方法もあります。 情報の真偽判断、情報の使用は自己責任にてお願いします。 不具合だと思われる情報について 当サイトでは不具合だと思われる投稿も未確認情報として扱います。 ネタバレ同様、不本意に閲覧しなくてすむような配慮をお願いします。 ※情報によってはゲームサーバーに深刻なダメージを与える可能性がありますので 記事を削除させていただく場合もあります。 問題発生時 問題発生時におけるエスカレーションは下記の順番に従う。 投稿者及び編集者 ↓ 管理者 ※管理者への連絡は、上部ツールバーのツールこのWIKIの管理者へ連絡にてお願いします。 編集合戦 編集合戦になりそうな場合は、管理者がページを保護する場合があります。 大規模な編集 大規模な編集を行う場合は以下の項目を厳守する 着手するまでに十分な時間をとる 編集作業における影響範囲を考慮する 中長期的な運用を考慮する 管理者の了解を得る Nexonマビノギチームへ投稿内容の確認について 基本的に管理者は、Nexonマビノギチームへの問い合わせは行いません。 投稿可否の判断がつかない場合はフォーラムにて議論されるか、Nexonマビノギチームにお問い合わせ下さい。 Nexonマビノギチームから管理者に、記事の削除依頼があった場合は速やかに対応いたします。 ダウンロード支援ツールの使用は禁止します。 管理者は利用者の承諾を得ることなく必要に応じてサイトポリシーの変更できるものとします。
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/300.html
臨界 ◆E4GxMpkzKc 草が生い茂る平野で二機の巨人が対峙していた。 片方は大柄でもう片方は小柄。 大柄の方がまるで子犬を追いかけるかの様に小柄な方を追い掛け回している。 「ハーッ、ぜぇぜぇ。」 大柄な機体のパイロット、ゴステロは眩暈と息苦しさを覚えていた。 全身の痛みと頭痛に悩まされ標準すらままならない。 「そこのパイロット!君は先程痛みを覚えていると言ったがその原因は何だと思う?」 小柄な機体のパイロット、アムロがゴステロに話しかけた。 「知るかよぉぉ!」 ゴステロの返事と同時にスターガオガイガーから再度、拳が放たれた。 それもアムロに避けられた。 「君の痛みは殺し合いに参加している恐怖から来ているのではないか?」 「怖くなんかねぇよ!」 ゴステロの自信は自分の機体のパワーから来ていた。 このパワーがあれば自分は優勝出来る。 本気でそう思っているのだ。 (説得は不可能か…。) アムロは心の中でぼやいた。 出会った瞬間から速攻を仕掛けて来た相手である。 頭の中には相手を殺す事しか無いに違いない。 そして一度目をつけた相手はどこまでも追っていきそうな執念深さがある様に思える。 「さっきから蝿みたいにブンブン飛び回りやがって!パワーでねじ伏せてやるぜ!」 ゴステロが叫んで腕を振り回し、アムロのバルキリーを叩き落そうとする。 力任せの動きを読むのはアムロにとって容易い事だった。 「落ちろッ!」 アムロは相手の機体を分析した。 左半身には内部が露出している部分が数多くある。 それも今まで動いたのが奇跡と言っていいぐらいに。 相手の装甲はかなり固い。 なら弱い部分を責めるしか無い。 一斉射撃。 反応弾以外のノーマルミサイル、マイクロミサイルがスターガオガイガーに雨あられと降り注ぐ。 「ふひゃひゃひゃひゃ!そんな事したって痛くも痒くも無いぜぇ!」 余裕で笑っているゴステロの視界が急にグラリと揺れた。 (え…?) ガオガイガーの左足が消失していたのだ。 (ならばッ!) ゴステロは再度右拳でブロウクンファントムを撃とうとした。 が、反応は無い。 故障かと思い今度は右腕を振りかぶった。 待たしても反応は無い。 (まさか…) ゴステロの予想通りスターガオガイガーの右腕は消失していた。 アムロはミサイルの全てを相手の右腕に、ライフルを相手の左足に叩き込んだのだ。 もう立つ事すら出来なくなった相手を見下ろすとアムロはバルキリーをファイターへと変形させた。 「待てぇぇ!」 ゴステロの悲痛な声を無視してアムロはそのままアイビス達への方向へ飛び去って行った。 【アムロ・レイ 搭乗機体:VF-1Jバルキリー(ミリア機) (マクロス7) パイロット状況:良好 機体状況:左腕肘から先を消失、弾薬を9割消費 現在位置:H-2北東部 第一行動方針:シャア達との合流 第二行動方針:首輪の確保 第三行動方針:協力者の探索 第四行動方針:首輪解除のための施設、道具の発見 第五行動方針:核ミサイルの破棄 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:ボールペン(赤、黒)を上着の胸ポケットに挿している】 【ゴステロ 搭乗機体:スターガオガイガー (勇者王ガオガイガー) パイロット状況:敗北を悔いている 機体状況:両腕と左足消失、左半身に大ダメージ 現在位置:H-2 第一行動方針:アムロを殺す 第二行動方針:エイジ・カミーユ・ゼクス・ユーゼス・ベガを殺す 最終行動方針:生き残り優勝 【初日 19:50】 本編112話 失われた刻を求めて
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/217.html
紫雲 統夜 氏名 紫雲 統夜 性別 男 出典 スーパーロボット大戦J 人称 一人称:俺 二人称:あんた お前 三人称:あいつ 特殊技能 サイトロンを動力とする機体を扱える。サイトロンによる情報取得。 性格 積極的になれない臆病な面を持っているが、まっすぐで人並みに正義感もある。最終話の頃には騎士として成長する。 備考 高校の校庭にいた時に突然空からロボットが降ってきて、無理やりパイロットをやらされる事になった、結構王道的な主人公。年齢は17歳。ゲーム序盤ではかなりのヘタレっぷりを披露。第1話で、協力を求めるカティアたちに「お前たちの事情なんて知ったことじゃない」と言い切ったりもした。渋々戦闘に参加し、とにかく生きて帰ることを前提に戦っていた。しかし仲間達に感化されて、中盤からは自分の意思で戦い始め、そして戦いの中で自分の父がフューリーであることを知る。また、後継機に残されていた父親の記憶が影響したらしく、最終話のあたりではやたらと博識になったり、騎士っぽい言動を取るようになる。戦いの中で磨かれたパイロットとしての能力はかなりのもので、フー=ルーに「最強の騎士」と言わしめた程である。フューリーとしての名は統夜=セルダ・シューン。
https://w.atwiki.jp/kyonkomm/
┏┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┓ 【IDが】キョン子はMMに成らざるを得なくなったようです【DQMだったので】 ┗┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┛ _,,. --ミ . ´ . . . . . . . . . . . .` 、ーミ、_ / . . . . . . . . . ..` < ィ彡、 . . . . . ̄| / . . . . . . . . . . . . .\ . . ` <ハ /| . . |、 / . . . . . . . . . . . . 、 .__ .、 . r-=キ一| . . . .\ ./イ . . . .ト、 . . . ∧ \ . . | . 廴 .;′ ー- .._\ / | . . . 丁`\V∧fT抃ム . .V/  ̄` ミ、 i | . . ∧示゚! \ }リ ヽ∧ }} | Ⅵ . . ∧ゞ fア\ . 八 | Ⅴ . . .r≧o。二´イ ,j、 `\ / ) i . /` く)-‐ フ / \. / ,j/ \ 廴/ \ / //,ア 。rヽ_ i / .i/ _. ´ ノ、 \`ヽ | / / ̄ ̄\ / ` ̄}/ | /`く r-==ミ 、ノ / ___r―┴= _ 〈 |ヽアヽ_〉 / (ア/; ‐- ト`7 厶--ミ、 ,7i ` く /、i  ̄ ̄ `┴- _ 廴_\ } _二ニ=--ミ__ノ \  ̄ | i ヽ ア | l } / ー- .._ .〉、 | } / | / ` ̄´  ̄ | / / ./ / ここは┗|┳|┛◆FB1N1WTwHYによる安価スレ“キョン子はMMに成らざるを得なくなったようです”のwikiです。 気軽に利用していってね! 現行スレ 【IDが】キョン子はMMになちゃった【DQMだったので】 ▼ステータス参考表 キャラバンメンバー 名前 ランク 性別 ST MP 性格 職業 補足事項 キョン子 D ♀ 20 20 つっこみきしつ モンスターマスター 異世界から来た 美樹さやか ★ ♀ - - おちょうしもの 戦士 現役JC 悠久山安慈 ★ ♂ - - かたぶつ 僧侶 過去が気になる
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/151.html
これから ◆C0vluWr0so 夜が更けていく。 いや、どちらかといえば朝に近づいている、といった方が正しいだろう。 モニターに映る数字が、午前三時を少し過ぎたことを教えてくれる。 この殺し合いが始まってからもう半日。まだ半日。 エクセレンが死んでから――半日だ。 単純な気疲れもあったけれど、それは些細なこと。この感情は……この気持ちは、どう表現すればいいのだろうか。 定まらない、というのが一番近いような気がした。 定まらない。何を為すのか。何処へ行くのか。誰を頼るのか。 まるで半身を失ったかのような感覚が、苛立ちと虚しさを呼び起こしていく。 ……思っていたよりも、重傷だな。 あのおちゃらけた態度が、気を和らげる軽口が、愛嬌に富んだ笑顔が、自分の中で大きな存在になっていたことを再確認する。 兵士として軍に従事している以上、いつまでも二人で無事に生きられるという保証など無いと分かっていたはずだった。 だが、あの大戦を終わらせた後、慢心とも傲りともつかない何かが生まれていたのは確かだ。 「中尉、バルキリーの補給も終わりました」 取り留めもない思考が、カミーユの声に遮られる。 補給を先に済ませ、カミーユの補給中はファルケンで警戒しておくと決めたのは自分だ。 しかし無意識のうちに周囲への警戒を怠っていたことに気づき、心中で自らを叱責する。 「それで、一つ報告しておくことがありまして……」 「どうした。何か不都合でもあったのか?」 「ええ。バルキリーの補給は確かに終わりました。――ですが、補給が行われなかった武装があります」 「何だと? ……機体の一部か?」 ファルケンの補給を済ませても、翼の欠損部まで修復されることはなかった。 補給される物資は、あくまで機体の動力エネルギーと消費弾薬のみらしい。 ならば、機体そのもので攻撃する武装――例えばアルトアイゼンのリボルビングステークのような――は、機体の欠損とみなされ、修復されることはないのではないだろうか。 そう見当をつけての言葉だったが、 「違います。武装名は反応弾。つまり――『核』です」 「……!」 カミーユの返答は、こちらの予想を超えるものだった。思わず手に力がこもる。 「……理由は分かるか?」 「あくまで予想の範疇ですが……元々この機体は、D-6に放置されていたものです。 パイロットが埋葬されていたことから、他に同行者がいたことは確実でしょう。 もし、その人物が反応弾だけを持ち去っていたなら……」 「消費されていない弾薬は補給されない……ということだな」 それはつまり、反応弾を、核を持った人物が何処かにいる可能性が高いということだ。 その同行者に関するユーゼスの推察は聞かせてもらっている。 バルキリーのパイロットだけを裏切りながら、あくまで協力者としての態度は崩さずに他の誰かと共に行動する、潜伏型の殺人者。 その殺人鬼が勝ち残りを狙っているのなら、反応弾は大きな武器になるはずだ。 使える状況にあれば、生き残っている参加者全てを殺すことさえ可能なのだから。 「バルキリーから得た情報によれば、反応弾は威力が高すぎるために通常戦闘での使用はほぼ不可能ということですが…… それでも注意は必要でしょうね。こんな時なんだ、何があってもおかしくありませんから」 そう言いながら目を伏せるカミーユを見ながら、キョウスケはユーゼスの言葉を思い出していた。 『道中にこれも取ってきて貰おうか。できれば新鮮なやつが良い』 この言葉が意味するものは当然分かっていた。 ――カミーユを殺し、首輪を回収しろ。 どう動くのか見極めた上で、キョウスケ=ナンブという男の真価を判断しようとしているのだろう。 ユーゼスは、確かに能力もある。が、目的のためならば手段は問わないという姿勢があるのも確かだ。 おそらくあの男は、自分以外の全ての人間をチェスの駒程度にしか考えていない。 そして自分は――どう動く? カミーユを殺すのか。それとも何も気付かなかった振りをし、凡愚を気取るか。 あるいは、ここでカミーユと共に、ユーゼスから逃げるのか。 「カミーユ。俺も、お前に話しておきたいことがある」 キョウスケは、あえてカミーユにユーゼスの言葉を伝えることにする。 それは残酷な言葉。けれど、避けることの出来ない言葉だ。 カミーユには、自分に向けられた悪意を知る義務がある。 聞いた上で、カミーユが判断しなければならない。 「ユーゼスは……お前を殺すつもりだ」 「――! 何なんだよ……そんなに人殺しが好きなのかよあんた達は!」 モニターに映るカミーユの顔色がみるみる変わり、その瞳にはキョウスケに対する敵意が宿っていく。 カミーユの呟きには、疑問と怒りが混ざっている。突然のキョウスケの言葉に混乱し、順応することが出来ない。 だが……だからといって、キョウスケは言葉を止めるつもりは無かった。 「ユーゼスはこう言った。『首輪を取ってこい』とな。 意味は明白だ。だからこそ俺はお前に聞きたい。……どう動く、カミーユ=ビダン」 「殺すと言われて……簡単に殺される人間がいるものか。 貴方が僕を殺すというならみすみすやられるつもりはありませんよ」 「俺にはお前を殺すつもりはない。……だが、ユーゼスは別だ。 あの男は、利が無いと判断すれば、容易く他者を切り捨てるだろう。 殺される危険性があると分かった上で……お前は俺たちに付いてくるのか?」 害を為すつもりはないと聞いて、カミーユの顔から険が取れる。 キョウスケにはカミーユを殺すつもりはない。死なせるつもりもない。 だが、このままユーゼス達と行動することは、カミーユにとってプラスにはならないと判断した。 カミーユが基地から離れ、単独行動をするのなら、このまま別れるつもりだった。 「……中尉。それはつまり、僕を置いていく、ってことですか? 冗談じゃない。付いていきますよ、僕は。 ……突っかかって反発するだけで、それで上手く変わるなんて思える程僕は馬鹿じゃない。 大人には、僕たち子供を導く義務がある。ベガさんはそう言ってくれました。 だから……貴方がそんな大人なのか、僕は確かめたいと思う。 ゼクスさんやカズイを殺した貴方が、何を考えているのか……僕は知りたい」 そう言うカミーユの瞳は、強い。迷いながら……それでも、確かなものを探そうとする意志を感じさせる目。 年端もいかない少年――カミーユの魂は殺し合うには脆すぎる精神だ。 だが、カミーユは今、自分の心を少しずつ固めようとしている。少年から、戦士へと羽化しようとしている。 ……カミーユは、強くなる。キョウスケにそう思わせるだけの可能性を、少年は秘めていた。 「……それがお前の決断なら、最後まで貫け。 ただし……俺はベガほど甘くはない。付いてくるのなら必死で付いてこい。それが条件だ」 「……はい! なら……ユーゼスは一体どうするんですか?」 「ユーゼスには、適当な言い訳をしておく。だが、この先ユーゼスが不必要に他者に危害を加えるようなら……俺は、ユーゼスに容赦するつもりはない。 カミーユ、お前も注意を怠るな。ユーゼスが何時動いても対処出来るようにしておけ。 まずはこれから基地へ帰投する。問題は、その後だ。 俺たちで四人だけでは戦力としては少なすぎる。分の悪い賭けは嫌いではないが……無謀と勇気は全く別のものだ。 アインストに反逆する人間は他にもいるはず――出来る限り早く合流するぞ」 そして、ノイ=レジセイアを再び倒す――そう言いかけて、キョウスケは口を閉じた。 その後、自分は一体――どうするつもりなのだろうか。 エクセレンはもういない。今はそのことが――とても寂しいことだと思えた。 【カミーユ・ビダン 搭乗機体:VF-22S・SボーゲルⅡ(マクロス7) パイロット状況:良好、マサキを心配 機体状況:良好、反応弾残弾なし 現在位置:G-8補給ポイント 第一行動方針:基地へ戻る 第二行動方針:マサキの捜索 第三行動方針:味方を集める 第四行動方針:20m前後の機体の二人組みを警戒 最終行動方針:ゲームからの脱出またはゲームの破壊 備考:ベガ、キョウスケに対してはある程度心を開きかけています】 【キョウスケ・ナンブ 搭乗機体:ビルトファルケン(L) (スーパーロボット大戦 OG2) パイロット状況:頭部に軽い裂傷、左肩に軽い打撲、ユーゼスに対する不信 機体状況:胸部装甲に大きなヒビ、機体全体に無数の傷(戦闘に異常なし) 背面ブースター軽微の損傷(戦闘に異常なし)、背面右上右下の翼に大きな歪み 現在位置:G-8補給ポイント 第一行動方針:基地へ戻る 第二行動方針:首輪の入手 第三行動方針:ネゴシエイターと接触する 第四行動方針:信頼できる仲間を集める 最終行動方針:主催者打倒、エクセレンを迎えに行く(自殺?) 備考:アルトがリーゼじゃないことに少しの違和感を感じています】 【二日目 3 20】 BACK NEXT 心、千々に乱れて 投下順 何をもって力と成すのか 決意と殺意 時系列順 『未知』と『道』 BACK NEXT 心、千々に乱れて カミーユ Withdrawal Symptoms 心、千々に乱れて キョウスケ Withdrawal Symptoms
https://w.atwiki.jp/suparobobuast/pages/58.html
スパロボTRPG完全版 サンプル敵ユニットデータ スパロボTRPG完全版 サンプル敵パイロットデータ